秋の落ち葉アート

秋は私の一番好きな季節。秋なすは嫁に食わすななんていうように、食べ物は美味しくなる。寒いベルリンで冬眠生活をするには、ちゃんと栄養を蓄えておかなくちゃいけない。

秋は道がきれいな色の落ち葉で埋まる。単色に塗られた車も、落ち葉できれいに飾られる。道を歩く度に足下で落ち葉がカサカサなるのも大好きだ。大きな落ち葉の山に思いっきり飛び込んでみたい、というのが私の密かな夢である。

今年はそんな落ち葉を使って「落ち葉アートプロジェクト」をしてみた。だからどこへ行くにもしたばっかり見て歩くようになった。駅やスーパーへ行く道も、なんだかいつもより楽しくなった。きれいな色の落ち葉を見つけたら拾って、ポケットにそっと入れて持ち帰る。机に坐ったらそれを取り出して、ひとつずつ眺めながら、それぞれに合った言葉を考える。

これが、今までの作品。悲しいことに、落ち葉の命は短い。いくつかは本の間にはさみ、いくつかはワックスペーパーでコーティングし、いくつかには床用のニスを塗ってみた。でも残念なことに多くの葉っぱはしおれてしまい、さようならを言うこととなった。諸行無常。何事も永遠に留まることはないというのが、やはり自然界の掟なのだろう。また、だからこそ美しいのだと言える。

 

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